モットーは
「誰かのために仕事をする」
測量調査・図面作成を通して
インフラを支える

1976年に4名で創業。インフラを支える企業として着実に成長している
日本設備地図は、1976年に会長である私の父が仲間達と4名で設立しました。父はもともと道路地図・住宅地図関連の会社に勤めていたそうです。幼少期に父が、会社を軌道に乗せるため、がむしゃらに仕事に打ち込んでいたのを覚えています。今では埼玉営業所など関東を中心に複数の営業所を構え、従業員数も100名を超えて大きく成長しました。
事業内容は、インフラ設備工事に必要な測量・地図や図面の作成・埋設物調査業務・専用システムの開発・人材派遣などです。主なお客様は、電力会社をはじめとするインフラ関連の企業です。
「父の会社で頑張るのが運命」と入社を決意。思いを継いでいく
私自身は、別の会社で設計の仕事をしていたものの、父の会社にはあまり興味がなかったというのが正直なところです。勤務していた会社の社長にお世話になっていたのもあり、跡を継ぐ気はありませんでした。しかし、前職の会社の経営が悪化してしまったため、退職することになり、「今までの経験を活かして、父の会社で頑張るのが運命なんだ」と考え、2007年に入社しました。
ベテラン社員など周りの方々に支えられ、技術を身に着けるとともに、インフラを支える事業の大切さとやりがいを知ることができました。そして2020年に代表取締役社長に就任しました。
会長は、アナログでの図面作成時に使用していたガラススケールと製版カメラを今でもとても大切にしています。どちらも当時の図面作成には欠かせない品であり、父の「カメラを通して世の中に貢献したい」という思いが詰まっています。私もその思いを受け継ぎ、経営に注力していきたいと思っています。
誰かのために仕事をする。インフラを支える誇り
私たちが大切にしているのは、「自分ではない誰かのために仕事をすること」です。先に自分たちの利益を追求するのではなく、まずお客様や周りの人たちのために取り組んで成果を出せば、利益は自ずとついてくると考えています。
決して華々しくはありませんが、私たちの仕事なくしては、電気・ガスなどの安定供給はできません。人々の生活の基礎を支える仕事ができることを誇りに感じています。
お客様のニーズに応え続けるために、技術と人を大切にしている
GPS・ドローン・3Dスキャナーなど、今の時代は様々な測量方法がありますが、大切なのはいかにお客様のニーズを満たす仕事をするかということです。
コストや現場の環境によっては、従来の手作業による測量の方が適している場合も少なくありません。お客様の状況に寄り添ったサービスを提供し続けられるよう、技術のキャッチアップと現場を支える社員の採用・育成に取り組んで行きたいと思います。
代表取締役社長 佐々木 史哉
設計職を経験し、2007年に父(現会長)が代表を務める日本設備地図に入社。2020年に代表取締役社長に就任。お客様のニーズに応える質の高い測量を通し、電力・ガス・通信関連などのインフラを支えている。